分断されたプロセスの結合 売上訂正

過去の売上データの数量や単価を訂正を人手で行う場合には、統制上のリスクがあります。承認プロセスの滞留を監視し、承認された訂正内容が正しくERPに反映される必要があります。ERPの伝票を検索し、営業担当者は訂正を申請します。責任者が承認すると、人手を介さずERPに訂正データが自動的に反映されます。



【導入前の課題】
・営業担当は訂正対象の伝票から赤伝と新黒伝を起票する。申請はExcelや紙で行われるため転記ミスが発生しやすい。
・責任者は申請内容とERPのデータを照合して確認するため、手間が掛かる。
・アシスタントによる再入力には「ミス」「漏れ」「忘れ」「不正」のリスクがある。


【効果】
・あらかじめ定義されたプロセスの通りに承認が実行されることを保証する。
・承認待ちの案件の状況をリアルタイムにモニタリングすることができる。
・承認者は部門、職位、金額、によって一意にシステム側で決定される。
・バブルアップ設定によって、異動や入退職の影響を受けない。