業務プロセスとはそもそも何なのか。

 業務プロセスを文書化し、属人性を排除するとよく言う。ここでいう業務プロセスとは何なのであろうか。業務プロセスに必ずといっていいほど出てくるアクティビティとして「決裁」がある。部長などの責任者の役割に「決裁」があり、それは何らかの業務でもある。文書化した業務プロセスで想定している業務(行為)とは署名・捺印することだけである。実際に書類や文書が回ってきて行うことは、「書類や文書を読んで内容を理解する」「担当者や確認を行っている人間の能力・経験や現状などを加味しながら内容の事前評価を行う」「課題や疑問点などを洗い出し、担当者にヒアリングや質問をして確認をする」「担当者に実施する上でのアドバイスなどもする」「経営陣や株主、顧客などへの説明を行えるように準備をする」「。。。」そして初めて署名・捺印する。
 文書化する業務プロセスとは、業務の全てを文書化することではなく、誰でもが必ず行わなければならないこと、チェックポイントやマイルストーンのような事柄である。当然、属人性は排除されているはずである。
 このように考えれば、業務プロセスを自動化してワーフローシステムなどを構築することは意味があるものであるし、導入に抵抗がある人たちにも理解されやすい。

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